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香料を知る

2013年春夏号

foram-02-1地中海沿岸の自然の恵みとして、柑橘類の中で

オレンジに次ぐ重要な果実を生むレモン

 

Citrus limon (L.)Burmann)は、実はヒマラヤ山脈東部山麓が原生地で、インダス文明で利用され、語源はヒンドゥ語。メソポタミア文明で栽培が拡がり、ユダヤ人が地中海沿岸に広め、欧州アレキサンダー大王がペルシャからギリシャへ持ち帰り、十字軍遠征で欧州全体にもたらされた。

アメリカ大陸へは15世紀末、コロンブスが2回目の渡航時、船員の壊血病対策に運んでから拡がった。

 

 

シチリア島、スペイン、カリフォルニア、アルゼンチン、ブラジルなどで大規模栽培され、
精油も生産されている。

 

foram-02-2果皮を圧搾して収率0.2から0.3%でレモン ピール オイル(レモン精油)を得る。昔は手とスポンジで搾油していたが、今は機械搾油が主流である。

 

フレッシュ、スウィートな匂いであるため、香粧品用香料のフレッシュな上立ちとして、またオーデコロン類の香りのボディノートとして、さらには、清涼飲料用に無くてはならない天然香料の一つである。Rive GaucheやDrakkar Noirなど、多くのフレグランス製品で爽やかさを演出している。

レモンの小枝、葉を水蒸気蒸留して得る精油はプチグレンシトロニエ 油と呼ばれ、匂いがグリーン、ビター、フレッシュでパワーがあり、男性化粧品用香料に多用される。

 

解説

にほひすと&かおりすと 吉原正明

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第8回 日本フレグランス大賞 結果発表 フレグランスノABC